SAKE DICTIONARY
蒸留酒とは
読み方:じょうりゅうしゅ分類:蔵と文化
発酵させた酒やもろみを蒸留し、アルコールや香りの成分を集めて度数を高めた酒。焼酎・泡盛・ウイスキー・ブランデー・ウオッカなどがある。
蒸留酒(じょうりゅうしゅ)は、発酵してできた酒やもろみを加熱し、立ちのぼる蒸気を冷やして集めることで、アルコール分を高めた酒です。水よりアルコールのほうが低い温度で気化する性質を利用しています。焼酎、泡盛、ウイスキー、ブランデー、ウオッカ、ジン、ラムなどが代表です。
蒸留によって度数は醸造酒よりずっと高くなり、糖分やアミノ酸のような揮発しにくい成分はほとんど残りません。そのため味わいは香りと口当たりの印象が中心になり、保存性にも優れます。酒税法では、焼酎・ウイスキー・ブランデー・スピリッツなどが「蒸留酒類」にまとめられています。
日本酒の世界にも蒸留酒は登場します。本醸造や吟醸酒に加えられる醸造アルコールは、糖蜜などを発酵させて蒸留した純度の高いアルコールです。酒粕を蒸留した粕取り焼酎や、江戸時代に醪へ焼酎を加えた柱焼酎の技法など、清酒と蒸留酒は古くから行き来があります。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日