SAKE DICTIONARY
泡盛とは
読み方:あわもり分類:蔵と文化
沖縄で造られる米の蒸留酒。黒麹菌で原料米をすべて麹にし、一度の仕込みで発酵させて蒸留する。長く寝かせたものは古酒(クース)と呼ばれる。
泡盛は、沖縄で古くから造られてきた米の蒸留酒です。酒税法上は焼酎(単式蒸留焼酎)に分類されますが、独自の製法と長い歴史をもつことから、泡盛という名前で親しまれています。
造り方の特徴は大きく3つです。麹菌に黒麹菌を使うこと、原料の米をすべて麹にする全麹仕込みであること、そして単式蒸留機で蒸留することです。黒麹菌はクエン酸を多くつくるため、暖かい沖縄でも醪が傷みにくく、これが泡盛造りを支えてきました。原料米には、主にタイ産のインディカ米が使われます。
泡盛は寝かせることで香りや口当たりがまろやかになる酒で、全量を3年以上貯蔵したものは古酒(クース)と表示できます。蒸留の有無という大きな違いはありますが、日本酒と同じく米と麹から生まれる酒です。使う麹菌が変わるだけで、まったく異なる個性の酒になることを教えてくれる存在でもあります。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日