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SAKE DICTIONARY

粕取り焼酎とは

読み方:かすとりしょうちゅう別表記:粕取焼酎/酒粕焼酎分類:蔵と文化

日本酒の酒粕を蒸留して造る焼酎。清酒の副産物を活かした伝統的な酒で、吟醸酒の粕から造ったものは吟醸香が移り、華やかな香りになる。

粕取り焼酎は、日本酒を搾ったあとの酒粕を蒸留して造る焼酎です。酒粕にはアルコールが8%前後残っているため、これを蒸留すれば焼酎になります。清酒の副産物を余さず使う、蔵の知恵から生まれた酒です。

伝統的な製法では、酒粕にもみ殻を混ぜて蒸気を通す「セイロ式」で蒸留し、独特の野性的な香りがあります。近年は、吟醸酒の粕を減圧蒸留した「吟醸粕取り」が増え、こちらは吟醸香がそのまま移った華やかで軽やかな味わいです。

酒蔵が自社の酒粕で造るため、蔵の直売所や地元で限られた量だけ売られていることが多い酒です。日本酒の蔵を訪ねたとき、粕取り焼酎があれば、その蔵の酒粕の質を別の形で味わえます。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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