本文へスキップ

SAKE DICTIONARY

アミノ酸とは

読み方:あみのさん分類:味・香りの表現

たんぱく質を形づくる成分で、日本酒では旨味やコクのもとになる。多いと濃醇で厚みのある味に、少ないと淡麗で軽やかな印象になりやすい。

アミノ酸は、たんぱく質を形づくっている小さな成分です。日本酒に含まれるアミノ酸の多くは、原料米のたんぱく質が麹の酵素(プロテアーゼなど)によって分解されてできたもので、発酵中の酵母から出てくるものもあります。グルタミン酸やアラニン、アルギニンなど、何種類ものアミノ酸が溶け込んでいます。

味の面では、アミノ酸は旨味・コク・味の厚みに関わります。適度にあれば味にふくらみが出て、燗にしたときの旨さにもつながりますが、多すぎると重たさや雑味として感じられることがあります。米を深く磨いた吟醸酒は、たんぱく質の多い外側を削っているぶんアミノ酸が少なめで、軽やかな味になりやすい傾向があります。

スペック表では、その量の目安が「アミノ酸度」という数値で示されます。また、アミノ酸は貯蔵中に糖と反応して、酒の色づきや熟成香のもとにもなります。熟成酒の味わいを考えるうえでも欠かせない成分です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

WORDS

あわせて知りたい用語

辞典トップへ
ARTICLE

「アミノ酸」が登場する記事

記事一覧へ
← 用語辞典トップへ日本酒をさがす