本文へスキップ

SAKE DICTIONARY

メイラード反応とは

読み方:めいらーどはんのう別表記:アミノカルボニル反応分類:味・香りの表現

糖とアミノ酸が反応して、褐色の物質や香ばしい香りを生む化学反応。日本酒では熟成による色づきや、木の実やカラメルのような香りに関わる。

メイラード反応は、糖とアミノ酸(やたんぱく質)が反応して、褐色の物質と香ばしい香りを生み出す化学反応です。1912年にフランスの研究者メイラードが報告したことからこの名があり、化学の分野ではアミノカルボニル反応とも呼ばれます。パンの焼き色や、醤油・味噌の色も、この反応によるものです。

日本酒にも糖とアミノ酸が含まれているため、貯蔵中にこの反応がゆっくり進みます。新酒のうちは淡い色でも、長く寝かせた古酒が黄金色から琥珀色に色づいていくのはこのためです。温度が高いほど、またアミノ酸や糖が多い酒ほど、反応は進みやすくなります。

香りの面では、熟成酒に感じられる木の実のような香りや、カラメル・黒糖を思わせる甘い香りの一部に、この反応が関わると考えられています。熟成古酒の魅力の源である一方、高温で保管した酒に出る老香にも、この反応に関係する成分が含まれます。同じ反応が、寝かせ方次第で長所にも短所にもなるのです。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

WORDS

あわせて知りたい用語

辞典トップへ
← 用語辞典トップへ日本酒をさがす