SAKE DICTIONARY
清酒の製法品質表示基準とは
読み方:せいしゅのせいほうひんしつひょうじきじゅん別表記:製法品質表示基準分類:分類・特定名称
特定名称や原材料名、精米歩合、原酒・生酒などの表示ルールを定めた国税庁の告示。1989年に定められ、1990年4月から適用されている。
清酒の製法品質表示基準は、日本酒のラベルに何を、どんな条件で書けるかを定めた国税庁の告示です。1989年(平成元年)に定められ、1990年4月から適用されました。吟醸酒や純米酒といった呼び名の酒が店頭に増える一方、その意味にルールがなく品質がわかりにくい、という声を受けて生まれたものです。
中心にあるのは特定名称の決まりです。純米酒・吟醸酒・本醸造酒など8種類の名称について、原料や精米歩合、麹米の使用割合(15%以上)、醸造アルコールの量(白米の重さの10%以下)などの要件が定められ、原料米は農産物検査で3等以上のものに限られます。このほか、原材料名と精米歩合の書き方、原料米の品種名や産地名、貯蔵年数、原酒・生酒・生貯蔵酒・生一本・樽酒といった用語を使える条件、「最高」「第一」のような表現の禁止なども決められています。
制定後も改正が重ねられ、2004年からは純米酒の精米歩合の要件がなくなりました。根拠となっているのは酒類業組合法で、ラベルを読み解くうえでの辞書のような存在です。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日


