SAKE DICTIONARY
どぶろくとは
別表記:濁酒分類:分類・特定名称
発酵した醪を漉さずにそのまま飲む酒。米の粒が残り、甘酸っぱく濃厚。法律上は清酒ではなく「その他の醸造酒」で、自家醸造は禁止。
どぶろくは、米・米麹・水を発酵させた醪を漉さずにそのまま飲む酒です。米の粒や麹が残っているため白く濁り、とろりとした口当たりで、甘みと酸味がはっきりしています。にごり酒と似ていますが、にごり酒は目の粗い布で「漉して」いるので清酒、どぶろくは漉していないので「その他の醸造酒」という別の品目になります。
日本酒の原型とも言える古い酒で、かつては各家庭で造られていました。しかし明治時代に酒税確保のため自家醸造が禁止され、現在も免許なしで造ることは違法です。2002年からは「どぶろく特区」の制度が始まり、農家民宿などが自家製のどぶろくを提供できる地域が生まれました。
近年は酒蔵が造る本格的などぶろくが増え、冷やしてデザート感覚で飲んだり、スパークリング仕立てにしたものも人気です。開栓時に噴き出すことがあるので、瓶をよく冷やし、ゆっくり開けるのがコツです。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

