SAKE DICTIONARY
吟醸造りとは
読み方:ぎんじょうづくり分類:製法・造り
よく磨いた米を低温で長期間発酵させる造り方。酵母にストレスをかけることで果実のような吟醸香が生まれる。手間と時間がかかる技術の粋。
吟醸造りは、精米歩合60%以下まで磨いた米を、5〜10℃という低温で長期間かけて発酵させる造り方です。通常より低い温度で、醪の期間は30〜40日以上に及びます。
低温で酵母の活動を抑えると、酵母はストレスを受け、リンゴやバナナのような香り成分(カプロン酸エチル、酢酸イソアミル)を多く作ります。これが吟醸香です。また、ゆっくり発酵することで雑味が出にくく、きれいで透明感のある味になります。
高精米の米は吸水が速く溶けやすいため、洗米・浸漬から麹造りまで、すべての工程で通常より細かい管理が要ります。「吟醸造りは酒造りの技術の集大成」と言われるのはこのためで、鑑評会向けの大吟醸は今も蔵の腕の見せどころです。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日




