SAKE DICTIONARY
もち米とは
読み方:もちごめ別表記:糯米分類:原料・酒米
デンプンのほぼすべてがアミロペクチンでできた、粘りの強い米。日本酒では四段仕込みで甘みを加えるのに使われ、みりんの主原料でもある。
もち米(糯米)は、デンプンのほとんどがアミロペクチンでできている、粘りの強い米です。ふだん主食にするうるち米のデンプンにはアミロースがおおむね2割ほど含まれていますが、もち米にはほとんど含まれません。この違いが、餅のような強い粘りを生みます。
日本酒造りでは主にうるち米が使われますが、もち米にも出番があります。代表的なのが四段仕込みで、三段仕込みの最後に蒸したもち米を加えると、醪に残る麹の酵素で糖化され、酒にふくよかな甘みと、やわらかな口当たりが加わります。ラベルに「もち米四段仕込み」と書かれた酒は、こうした甘口寄りの造りです。
また、みりんは蒸したもち米と米麹、焼酎で造るのが基本で、もち米は欠かせない原料です。同じ米でも、デンプンの性質の違いが、酒の甘みや口当たりにつながっています。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日
