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SAKE DICTIONARY

きょうかい9号酵母とは

読み方:きょうかいきゅうごうこうぼ別表記:9号酵母/協会9号/熊本酵母/香露酵母分類:原料・酒米

熊本県酒造研究所(銘柄「香露」)で分離された酵母。華やかな吟醸香を出し、低温発酵に強い。吟醸ブームの立役者で、今も鑑評会出品酒の定番。

きょうかい9号酵母は、熊本県酒造研究所(銘柄「香露」)で分離・育成された清酒酵母で、「熊本酵母」とも呼ばれます。1968年にきょうかい酵母として頒布が始まりました。

特徴はリンゴやバナナを思わせる華やかな吟醸香と、低温でもしっかり発酵する力です。吟醸造りに理想的で、1980年代の吟醸ブームを支え、全国新酒鑑評会の出品酒の多くが9号系で造られるようになりました。「吟醸香」と聞いて多くの人が思い浮かべる香りは、この酵母の香りと言ってよいでしょう。

9号をもとに改良された「901号」(泡なし)や、各県が開発した香り高い酵母の多くも9号系統です。酵母が日本酒の香りをどれだけ変えるかを、最もよく示した存在です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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