SAKE DICTIONARY
湧付き休みとは
読み方:わきつきやすみ分類:製法・造り
酒母が湧付いたあと、外から温めなくても酵母が自らの発酵熱で品温を保つようになった期間。実際には発酵が最も盛んな時期にあたる。
湧付き休み(わきつきやすみ)は、酒母が湧付きを迎えたあと、暖気による加温を休んでも、酵母が自分の発酵熱で品温を保つようになる期間です。名前に「休み」とありますが、休んでいるのは人の加温作業のほうで、酒母の中では酵母の増殖と発酵が最も盛んになっています。
この時期、品温は20℃前後に保たれ、酵母の数は酒母づくりの中で最も多くなります。糖はどんどん消費されてボーメ度が日ごとに下がり、酸も増えていきます。それでも品温が下がりすぎるときは、暖気を入れて補います。
湧付き休みを数日続けたあと、酒母を急に冷やしてアルコールの増えすぎを止める「分け(もと分け)」を行い、低温で落ち着かせる枯らしへと移ります。酵母がもっとも元気なこの時期をどう過ごさせるかが、健全な酒母に仕上げる鍵になります。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日