SAKE DICTIONARY
伏見とは
読み方:ふしみ別表記:伏見の酒/京都伏見分類:蔵と文化
京都市南部の酒どころ。灘に次ぐ生産量を誇り、名水「伏水」の中硬水が生む、まろやかな「女酒」で知られる。月桂冠・黄桜・宝酒造など大手が集まる。
伏見(ふしみ)は、京都市伏見区を中心とする酒どころで、灘五郷に次ぐ生産量を持ちます。豊臣秀吉の伏見城築城で城下町として栄え、江戸時代には京都と大阪を結ぶ水運の要所として、酒造りが発展しました。
伏見の酒を支えるのは、桃山丘陵から湧く名水「伏水」です。鉄分が少なく適度なミネラルを含む中硬水で、発酵が穏やかに進み、まろやかで柔らかい酒になります。灘の辛口の「男酒」に対して「伏見の女酒」と呼ばれてきました。
月桂冠、黄桜、宝酒造(松竹梅)、玉乃光など、全国に知られる蔵が集まり、酒蔵が並ぶ川沿いの景観と十石舟の遊覧は観光名所です。月桂冠大倉記念館や黄桜のカッパカントリーなど、見学できる施設も多く、酒蔵ツーリズムの先進地でもあります。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日
