SAKE DICTIONARY
調合とは
読み方:ちょうごう分類:製法・造り
別々のタンクで造った酒を合わせ、味や香り、成分をそろえること。定番商品の品質を毎回同じ水準に保つために行う、出荷前の大切な仕上げ作業。
調合(ちょうごう)は、複数のタンクの酒を混ぜ合わせて、目指す味に整えることです。同じ銘柄・同じ造りでも、タンクごとに発酵の経過は少しずつ違い、できあがった酒にも差が出ます。それを合わせてならしたり、狙いの味に近づけたりするのが調合の役目です。
作業は主に、貯蔵を経て出荷する前、割水や火入れ、瓶詰めに合わせて行われます。杜氏や製造責任者が各タンクの酒を利き、日本酒度や酸度などの分析値も確かめながら、どのタンクをどれだけ合わせるかを決めます。定番の一本の味が毎年大きくぶれないのは、この調整の積み重ねによるものです。
一方で、ひとつのタンクの酒だけを瓶に詰め、ラベルにタンクの番号を記すなどして、その個性を楽しんでもらう商品もあります。調合を知っておくと、そうした一本の意味合いも見えてきます。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日