SAKE DICTIONARY
アル添酒とは
読み方:あるてんしゅ別表記:アルコール添加酒/アル添/アルコール添加/アルコール添加清酒分類:分類・特定名称
醸造アルコールを加えた日本酒の通称。本醸造・吟醸・大吟醸などが該当し、香りを引き出し味を軽くする目的で加えられる。純米酒との対比で使う。
アル添酒は、醸造アルコールを加えて造った日本酒の通称で、純米酒に対する言葉です。特定名称酒では本醸造・特別本醸造・吟醸・大吟醸がこれにあたり、添加量は白米の重さの10%以下と決められています。
「アルコールでかさ増しする」のではなく、現在の主な目的は香りと味の調整です。吟醸香のもとになる成分はアルコールに溶けやすいため、搾る直前に少量加えると香りが華やかに立ちます。また、味が軽くなり、劣化しにくくなる効果もあります。全国新酒鑑評会に出品される大吟醸の多くがアル添なのは、このためです。
戦後の三増酒の記憶から「アル添=安酒」と見られがちですが、量と目的がまったく違います。すっきりした飲み口や華やかな香りを求めるなら、あえてアル添酒を選ぶという楽しみ方もあります。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日


