SAKE DICTIONARY
級別制度とは
読み方:きゅうべつせいど別表記:特級/一級/二級/一級酒/特級酒/二級酒/級別分類:分類・特定名称
1992年まで続いた、日本酒を特級・一級・二級に分けて課税する制度。品質より税額の区分で、廃止後に特定名称酒の表示が主流になった。
級別制度は、1943年から1992年まで続いた日本酒の等級と税率の制度です。国の審査を受けて特級・一級と認められた酒は税率が高く、審査を受けない酒は自動的に二級になりました。
ここで生まれたのが「二級酒だが中身は一級以上」という地酒の逆転現象です。審査を受けず二級として売ることで税金を抑え、その分を品質に回す蔵が現れ、これが1980年代の地酒ブームを後押ししました。
制度は1989年から段階的に縮小され、1992年に完全廃止。代わって特定名称酒の表示(純米・吟醸・本醸造など)が本格的に使われるようになり、原料と精米歩合で分類する現在の形になりました。「上撰」「特撰」といった呼び名は、この制度の名残です。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日
