SAKE DICTIONARY
米糠とは
読み方:こめぬか別表記:糠/白糠/中糠分類:原料・酒米
精米で米の表面から削り取られた粉。外側の糠ほど脂質やたんぱく質が多く、内側の白糠はでんぷんが多い。削る深さで呼び名と使い道が変わる。
米糠(こめぬか)は、精米のときに米の表面から削り取られた粉です。日本酒の米は食用よりもずっと深く磨くため、酒米の精米では大量の糠が出ます。
糠は、削る段階によって呼び名が変わります。玄米の一番外側から出る茶色がかった赤糠、その内側の中糠、さらに米の中心に近い部分から出る白い白糠(さらに内側は特上糠などと呼ばれます)といった具合です。外側の糠ほど脂質やたんぱく質、ビタミンが多く、内側ほどでんぷんが多くなります。
使い道も層によって違います。赤糠や中糠は米油の原料や家畜の飼料、きのこ栽培の培地などに、でんぷんの多い白糠は煎餅などの米菓や米粉の原料、発酵の原料などに利用されてきました。酒造りの副産物が、ほかの食品に姿を変えて暮らしを支えているのです。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日