SAKE DICTIONARY
エキス分とは
読み方:えきすぶん分類:スペックの数字
酒に含まれる成分のうち、アルコールや水など蒸発するものを除いた量。糖分を中心に酸やアミノ酸なども含み、多いほど甘みや濃さを感じやすい。
エキス分は、酒の中に溶けている成分のうち、アルコールや水のように蒸発してしまうものを除いた「残る成分」の量を示す数値です。酒税法でも定義されており、15℃の酒100mLあたりに含まれる不揮発性成分のグラム数で表します。
日本酒のエキス分の大部分は糖分で、そのほかに有機酸やアミノ酸、グリセリンなどが含まれます。つまり、味の骨格をつくる成分をまとめて量ったものと言えます。エキス分が多い酒は甘みや濃さを感じやすく、少ない酒はすっきりと軽い印象になりやすい傾向があります。
甘辛の目安としてよく使われる日本酒度は、酒の比重から求める数値で、アルコール分とエキス分の両方の影響を受けます。同じ日本酒度でもアルコール度数が違えばエキス分は変わるため、スペック表にエキス分が載っていれば、甘さや濃さを読み解く手がかりがひとつ増えます。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日