SAKE DICTIONARY
クラフトサケとは
読み方:くらふとさけ別表記:クラフトSAKE分類:蔵と文化
日本酒の製法をベースに、果物やハーブなどの副原料を加えたり、新しい発想で造る酒。清酒の免許が新規に取れないため「その他の醸造酒」として造られる。若い造り手が中心。
クラフトサケは、日本酒の製法を土台にしながら、果物、ハーブ、ホップ、茶などの副原料を加えたり、既存の枠にとらわれない発想で造る酒の総称です。2020年ごろから若い造り手を中心に広がり、醸造所が集まって団体も作られました。
背景には、清酒の製造免許が新規に交付されないという事情があります。米と麹だけで造れば清酒の免許が要りますが、副原料を加えて「その他の醸造酒」の免許で造れば、新しい醸造所でも酒が造れます。制約を逆手に取って、自由な酒造りを始めた人たちがクラフトサケの担い手です。
味わいは、日本酒の旨味に果実の酸や香りが重なった、ワインやクラフトビールにも近い新しい領域です。法律上は日本酒ではありませんが、日本酒の技術と文化から生まれた隣人として注目されています。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日