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SAKE DICTIONARY

片口とは

読み方:かたくち分類:酒器

注ぎ口が片側についた鉢型の酒器。もとは液体を移す台所道具。口が広く香りが開きやすいため、冷酒のデキャンタとして人気。

片口は、注ぎ口(口縁の突起)が片側にひとつついた鉢型の器です。もともとは油や醤油を移し替える台所道具でしたが、その機能美が見直され、いまや冷酒用の酒器として定番の地位を得ています。

徳利との最大の違いは口の広さ。注いだ瞬間から酒が空気に触れ、香りがふわりと開きます。ワインをデキャンタージュする感覚で、香り高い吟醸系や、少し固さのある生酒を開かせるのに向いています。目でも楽しめるのが片口の良さで、ガラスの片口に注いだ冷酒の涼しげなこと。

熱燗には不向き(冷めやすい)ですが、ぬる燗までなら風情があります。一つあると食卓の日本酒が急に「もてなし」の顔になる、写真映えも抜群の器です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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