SAKE DICTIONARY
熱燗とは
読み方:あつかん分類:飲み方・温度
50°C前後に温めた燗酒。香りはシャープに、キレは鋭く。寒い日の一杯の代名詞。本来は燗酒全体ではなく特定の温度帯の名前。
熱燗は、50°C前後に温めた燗酒のことです。日常会話では「燗酒全般」の意味で使われがちですが、本来は温度の呼び名のひとつ。徳利を持つと熱く、湯気にツンとアルコールの立つ温度帯です。
この温度では甘みは引っ込み、キレと辛さが前に出てシャープな飲み口になります。すっきりした本醸造や辛口純米との相性が良く、寒い晩や鍋・おでんの傍らでは何よりのごちそうです。さらに上の55°C以上は「飛び切り燗」と呼ばれます。
温めすぎるとアルコールが荒立ち、香りが飛んでしまうのはもったいないところ。一度飛び切り燗まで上げてから少し冷ます「燗戻し」という技もあり、味が丸くなるとされています。熱燗向きの酒は冷めてもおいしいので、慌てず自分の適温を探ってください。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日
