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SAKE DICTIONARY

亀の尾とは

読み方:かめのお分類:原料・酒米

明治時代に山形の篤農家が選抜した米。コシヒカリなどの祖先にあたり、一度は姿を消したが1980年代に酒米として復活。漫画『夏子の酒』のモデル。

亀の尾(かめのお)は、1893年に山形県の農家・阿部亀治が選抜した米です。もともとは飯米で、コシヒカリやササニシキの祖先にもあたる歴史的な品種ですが、栽培の難しさから戦後は姿を消しました。

1980年代、新潟の蔵元がわずかな種籾から復活させ、酒米として使ったところ話題になり、これを題材にした漫画『夏子の酒』で全国に知られました。以後、各地の蔵が亀の尾を栽培し、酒を造っています。

酒造好適米に比べると心白が小さく硬いため、扱いは難しいのですが、きりっとした酸と、後から広がる独特の旨味が特徴です。ラベルに「亀の尾」とあれば、復活米の物語を背負った一本です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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