SAKE DICTIONARY
扁平精米とは
読み方:へんぺいせいまい別表記:原形精米分類:原料・酒米
米の形に沿って平たく削る精米技術。従来の球形に近い削り方より、雑味のもとになる外側だけを効率よく落とせる。精米歩合の数字と味の関係を変えた。
扁平精米(へんぺいせいまい)は、米粒のもとの形(楕円形)に沿って、表面から均等に削る精米技術です。従来の精米は、削るほど米が球形に近づき、細長い米の両端を余分に削っていました。扁平精米では、雑味のもとになるタンパク質や脂質が多い外側だけを狙って落とせます。
この技術により、精米歩合の数字が同じでも、中身の質が変わるようになりました。たとえば扁平精米の60%は、従来の50%に相当するほど雑味成分が少ない、と言われます。逆に言えば、「磨けば磨くほど良い」という考え方が絶対ではなくなったのです。
精米機メーカーの技術開発で2010年代に実用化され、近年は「精米歩合90%でもきれいな酒」といった挑戦的な純米酒にも使われています。
執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日
