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SAKE DICTIONARY

酸化とは

読み方:さんか分類:味・香りの表現

酒が空気中の酸素に触れ、香りや味、色が少しずつ変わっていくこと。開栓後の変化や劣化の大きな要因で、保存の仕方によって進み方が変わる。

酸化(さんか)は、日本酒が空気中の酸素に触れて、成分が少しずつ変化していくことです。搾りや移し替えの工程、瓶の中に残った空気、そして栓を開けたあとの注ぎ口から、酒は多かれ少なかれ酸素と接しています。

酸化が進むと、フレッシュな香りが弱まり、色が濃くなり、重たいにおいが出てきます。貯蔵や流通の途中で生じる老香(ひねか)も、酸化を含むさまざまな劣化の結果として現れるにおいです。一方で、長い熟成の過程では酸化・分解・縮合といった反応が重なって角の取れた味わいが生まれるため、酸化は悪いことばかりではありません。

家庭でできる対策は、開栓後は冷蔵庫に入れて早めに飲むこと、飲み残しが多いときは小さな瓶に移して空気に触れる量を減らすことです。開けて数日たつと味がなじんで飲みやすくなったと感じる酒もあり、その変化を追うのも楽しみ方のひとつです。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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