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SAKE DICTIONARY

蛇の目とは

読み方:じゃのめ別表記:蛇の目猪口/利き猪口/利猪口分類:酒器

利き酒用の猪口の底に描かれた青い二重丸の模様。白い部分で酒の色を、青との境目で透明度(冴え)を見るための道具。

蛇の目は、利き酒用の猪口の底に描かれた藍色の二重丸の模様です。蛇の目傘と同じ同心円のデザインで、この模様のある白磁の猪口を「蛇の目猪口」「利き猪口」と呼びます。

模様は飾りではなく計測器です。白い部分に透かして酒の色(色沢)を見て、白と青の境目のにじみ方で透明度——「冴え」や「照り」——を確かめる。青と白のコントラストが、わずかな黄色みや濁りをくっきり浮かび上がらせます。

蔵や品評会で使われる正式な利き猪口は一合サイズと大ぶりです。市販の小さな蛇の目猪口でも見方は同じなので、一つ手元に置いて、飲む前に色を見る癖をつけると利き酒の第一歩になります。新酒の淡い山吹色、古酒の琥珀——色は酒の履歴書です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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