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SAKE DICTIONARY

盃洗とは

読み方:はいせん分類:酒器

宴席で盃をやり取りする際、盃をすすぐための水を入れた鉢。江戸から明治にかけて使われた酒器の脇役で、現在は骨董や花器として親しまれる。

盃洗(はいせん)は、宴席で盃を人に回すときに、使った盃をすすぐための水を入れた鉢です。江戸から明治にかけて、ひとつの盃で酒をやり取りする「献酬(けんしゅう)」の作法が一般的だったころに使われました。

鉢は陶器や磁器で、染付や色絵の華やかなものが多く、酒席の脇役ながら見どころのある器でした。衛生観念の変化と、ひとりひとつの器で飲む習慣の広まりとともに、実用品としては姿を消しました。

現在は骨董として集められたり、花器や菓子鉢として使われたりしています。酒器の歴史を語るときに登場する、飲む文化の変遷を映す器です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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