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SAKE DICTIONARY

片白とは

読み方:かたはく分類:蔵と文化

麹米には精白していない玄米を用い、掛米にだけ白米を使って造った昔の酒。麹米・掛米の両方に白米を使う「諸白」と対になる言葉。

片白(かたはく)は、掛米には精白した白米を使い、麹米には玄米を使って仕込んだ酒のことです。原料の片方だけが白米であることからこう呼ばれます。麹米・掛米の両方に白米を使う酒は諸白(もろはく)と呼ばれ、片白はその対になる言葉です。

米を白くするには手間と費用がかかり、精米の技術も今ほど発達していなかった時代、両方を白米にする諸白は上等な酒の代名詞でした。片白は、それより手間のかからない酒として位置づけられていました。

現在の日本酒は、麹米も掛米も精米した白米を使うのが当たり前で、片白という言葉を目にすることはほとんどありません。それでも、精米歩合が酒質の目安として重視される今の日本酒につながる、「米を白くするほど酒が澄む」という考え方の出発点を知ることができる言葉です。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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