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SAKE DICTIONARY

備前焼とは

読み方:びぜんやき分類:酒器

岡山県備前市周辺で作られる、釉薬を使わない焼き締めの陶器。土と炎の模様が一つひとつ違い、「備前の徳利で酒がうまくなる」と言われる。酒器の代表的な産地。

備前焼は、岡山県備前市を中心に作られる、釉薬(うわぐすり)を使わずに焼き締める陶器です。日本六古窯のひとつで、1000年近い歴史があります。土の色と、窯の中の炎や灰が作る模様(窯変)が器ごとに違い、同じものは二つとありません。

酒器の産地として特に名高く、「備前の徳利で酒がうまくなる」と言われてきました。釉薬がない土肌には微細な気孔があり、酒がわずかに空気に触れてまろやかになる、というのが伝えられる理由です。厚みがあるため燗酒の温度も保ちやすく、ぐい呑みや徳利は今も愛用者が多い器です。

使い込むほど土肌に艶が出て、手になじんでいきます。日本酒と焼き物の関係を象徴する産地のひとつです。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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