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SAKE DICTIONARY

花酵母とは

読み方:はなこうぼ分類:原料・酒米

ナデシコやツルバラなど、花から分離した清酒酵母。東京農業大学が開発し、花ごとに香りや酸の個性が違う。華やかでフルーティーな酒になりやすい。

花酵母は、自然界の花から分離して、酒造りに使えるよう選抜した酵母です。東京農業大学の研究室が1990年代から開発を進め、ナデシコ、ツルバラ、アベリア、シャクナゲ、月下美人など、花ごとに異なる酵母が実用化されています。

酵母の種類が違えば、生み出す香りと酸の性格も違います。ナデシコ酵母は華やかな吟醸香、ツルバラ酵母はやや酸を伴う軽やかさ、というように、蔵は目指す酒質に合わせて花を選びます。全体にフルーティーで華やかな酒になりやすい傾向があります。

農大出身の蔵元が多いこともあり、花酵母を使う蔵は全国に広がっています。ラベルに「ナデシコ酵母」などの記載があれば、花の名前とともに香りを想像して楽しめます。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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