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SAKE DICTIONARY

可杯とは

読み方:べくはい分類:酒器

底に穴が開いていたり形が不安定だったりして、飲み干すまで下に置けない杯。高知の酒席で、独楽と組み合わせた遊びに使われる。

可杯(べくはい)は、酒を飲み干さないと下に置けないように作られた杯です。底に小さな穴が開いていて指でふさがないと酒がこぼれるもの、天狗の面をかたどり長い鼻の部分に酒が入るもの、ひょっとこの面の口に穴が開いたものなどがあります。

名前の由来としては、漢文で「可」の字は句の頭のほうに置かれ、末尾(下)に来ることがないことから、「下に置けない杯」をこう呼んだという説が知られています。江戸時代の文献にも登場する、古くからの遊び道具です。

現在は特に高知県の宴席文化と結びついています。面の絵が描かれた独楽(こま)を回し、飲む人や使う杯を決める遊び方が定番で、土産物としても親しまれています。大きな杯に当たることもあるので、飲み過ぎには気をつけて楽しみたい遊びです。

執筆:SAKEJOURNEY編集部 / 最終更新:2026年9月28日

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